こんにちは、おさると大根です。
壁をくり抜いた棚や収納のことをニッチというみたいです。
ニッチ本棚を作ったので紹介!
木枠をはめ込むタイプではなくて、くり抜いた部分にクロスを貼り直して、こだわりの注文住宅のように最初からあったかのような雰囲気を出しました。
準備するもの
クロス・クロス下地用パテ
木枠で仕上げる場合や壁面を漆喰等でなる場合は不要になります。ホームセンター、ネット、100均でも手に入るのでおすすめです。
インパクトドライバー
安定。いつも要る。
ボードカッターとカッターナイフ
大抵の壁はせっこうボード、プラスターボードがクラスの下地になっています。のでボードカッターは必要かな。カッターナイフでも頑張れば切れます。
ヤスリ
せっこうボードを切った小口(断面)を綺麗にする様。仕上げの方法にもよりますがツルッとしていた方がやはりいい仕上がりになります。
ボンド・ジョイントコーク
ボンドはクロスを張り込む様に使います。木工用ボンドで全然OKでした。壁紙用のボンドってなかなかホームセンターに売って無くて苦労したよ。ジョイントコークは壁紙の端部と建具(ドア枠や巾木等)に使用する仕上げ材です。これがあると綺麗におさまる、逆になければ汚い。
ヘラ・クロスをおさえるコロコロ
クロスのボンドを塗る用
プラスチック製のヘラのほうが柔らかくて使いやすい。
コロコロでクロスを抑えるんだ!楽しい!
つくりかた
下地を探す
下地とは壁の中の柱や間柱、胴縁とかを指します。これらは木造住宅なら木が入っていることがほとんどです。また外壁には断熱材や耐力を上げるために筋交という斜め部材が入っているのであまりお勧めしません。
ニッチをつくるなら部屋と部屋を区切る間仕切り壁や腰壁(腰くらいの高さの壁)がおすすめです。
ドライバーの持つところでこんこん、手で叩いてもわかります。
下地を探す道具も案外安く売ってたりします。確実に確かめるならこれがおすすめ。
クロス(壁紙)をカッターナイフで切り取る
寸法は予め決めておいた方がいいです。
壁に穴を開けるんですからね…
せっこうボードを切り出す
ボードカッターでざくざく切っていきます。
粉が舞い散るので目に入らないように気をつけてください!
床が汚れるので新聞紙や、マスカーを敷いて養生しておくと良いです。私たちは汚れることを恐れないのでノーガードです。
ヤスリでボードの断面を整えます
断面をヤスリ等で整えました。
こういう地味な作業が重要です。
クロスの下地を張り込む。
切り取ったボードを加工して下地を作ってもOK
下地の木を固定していく
ビス穴はクロス下地用のパテで埋めていきます。
私たちはめんどくさくてベニヤを加工しました。
クロスを張り込む
クロスを張り込む!
ボンドを貼るところに塗ってペタッと貼っていく。ボンドが多かったり少なかったりすると膨れたり、浮いたりするから慎重にね。ヘラの様なもので均等になる様に貼るといい。原始人なのでほぼ手で塗ってたけど。
手で塗ったがゆえに写真がありません。すみません。
一通り貼ったらコロコロで抑えていく!
クロスを貼るときの注意点
出角部分にクロス同士のジョイントが来ない様にしたほうがいいです。
入角部分にジョイントを持ってきてジョイントコークで隠す様にしてください!
本棚部分をつけていく
今回は本を載せる部分は木の板(安物)で作るので
予め寸法通りカットして面取りしておきます。
最下段はビスで固定。ダボを使って頭を隠す。
この一手間が注文住宅のオプション感へ押し上げる。と思ってる笑
腰壁ということもあって目線的に見えないからL字金物で固定。
漫画を置きたいので、本の寸法をしっかり確認しておくこと。
完成
漫画を置いて、完成!
殺風景だった腰壁がなんということでしょう。
いろいろな作業を妨害する煩悩の塊になったではありませんか。最高です!
お小遣いで漫画をもっと集めていくぞ〜!
行き当たりばったりで作ったので寸法は省いております。
それでは
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